NMB_Ball-Bearing-Products-Catalog_JP


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静等価ラジアル荷重P0r静等価ラジアル荷重とは「実際の荷重条件下で生じる接触応力と同じ接触応力を、最大荷重を受けている玉と軌道との接触部中央に生じさせる静ラジアル荷重」と定義されています。次式から求めた大きいほうの値を取ります。P0r=X0Fr+Y0FaP0r=Fr深溝玉軸受の係数X0=0.6Y0=0.5X0,Y0:JISB1519よりFr:ラジアル荷重(N)Fa:アキシアル荷重(N)39軸受への荷重配分軸系を軸受で支えられた静的はりと考えて、軸系に作用する荷重を軸受に配分します。例えば図6-1の場合では、軸受A、軸受Bにかかるラジアル荷重は式①および②で簡易的に表します。:軸受Aにかかるラジアル荷重(N):軸受Bにかかるラジアル荷重(N)FrAFrBFⅠ,FⅡ:軸系にかかるラジアル荷重(N)dc+dcc+dFⅡFⅡ×FⅠ+×FⅠ+①FrA=a+bbab②FrB=-ab軸受AFⅠFrAc図6-1FⅡd軸受BFrB


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