NMB_Ball-Bearing-Products-Catalog_JP


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軸受は外部から荷重が加わると、玉と軌道溝の接触点で変形(変位)が発生します。ラジアル変位図13-1に示すようにラジアル荷重(Fr)が加わったとき、玉に加わる最大荷重(Q)は、Frとなります。Q=Z:玉数1-4…軸受の選定⑬…変位玉と軌道溝の接触点でのラジアル変位(δ)はδ=eδ(Σρ)Q2で表されます。eδ:玉と軌道溝との関係で決まる係数Σρ:接触点の主曲率の和玉は内輪と外輪に接触していますので、総変位量は両者の変位量の和になります。δrδiδe:総ラジアル変位量:玉と内輪軌道溝の間のラジアル変位量:玉と外輪軌道溝の間のラジアル変位量とすると、総変位量(δr)は次式で表されます。δr=δi+δe102030405060708090100ラジアル荷重(N)0.0060.0050.0040.0030.0020.00100弾性接近量(mm)FrQ図13-164図13-2ラジアル荷重による608ZZの弾性接近量の計算例


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