NMB_Ball-Bearing-Products-Catalog_JP


>> P.65

•…初期接触角(α0)と接触角(α)の関係一方の軌道輪を、すきまがなくなるまでアキシアル方向に移動させたときに、図13-3に示す初期接触角(α0)は、以下で求められます。α0=cos-11-Gr(ri+re-Dw)2Gr:ラジアルすきまri:内輪溝曲率半径re:外輪溝曲率半径Dw:玉径図13-3に示すように初期接触状態からアキシアル方向に荷重(Fa)をかけたときに生じる接触角(α)と初期接触角(α0)の関係式は以下のようになります。アキシアル変位アキシアル荷重(Fa)が加わった場合のアキシアル変位量(δa)は以下の方法で求めます。1sinαDw2aZFδa=(ri+re-Dw)(sinα-sinα0)+C:接触弾性係数0102030405060708090100アキシアル荷重(N)20.030.0250.020.0150.010.0050cosα0cosα=1+c・Dw(ri+re-Dw)FaZ・Dw2・sinα軸方向変位量(mm)δarireαα0δaδnDBriFa図13-3図13-4アキシアル荷重による608ZZの軸方向変位量の計算例各型式における変位量の計算については当社までお問い合わせください。65


<< | < | > | >>