バックナンバー - Newsletter
Newsletterバックナンバー
近年、少子高齢化による労働力不足や、危険な作業現場での活用ニーズの高まりを背景に、ヒューマノイドロボットが急速に注目されています。特にAI技術の飛躍的な進化により、人間らしい滑らかな動きと高度な判断能力を備えることが可能になりつつあります。その進化の裏には、超精密な部品技術が不可欠です。今回は、ミネベアミツミが提供する「世界を動かす、なくてはならない」超精密部品が、どのように未来のヒューマノイドロボットを支えているのかをご紹介します。
ミネベアミツミの『ものづくりサービス』は、お客様のご要望に応じ、電子機器の企画から設計までを協業させて頂き、開発から生産を行う各種設計・受託製造サービスです。相合※精密部品メーカーとして培ってきた回路設計やソフト設計、機構・機械設計、CAE解析技術、生産技術など、数々の技術やノウハウを活かし、「ものづくり」に取り組むお客様をワンストップでご支援します。以下のページでは、保有技術や生産実績、生産体制などをご紹介します。
主に外輪、内輪、そして玉で構成されるボールベアリング。これらの各部品の「すきま」は、寿命や振動、音響、発熱などの諸性能に大きく影響します。当社は、1951年にわが国初のミニチュアベアリング専門メーカーとして設立して以来、そうした「すきま」を使いこなす適切な予圧管理や軸振れ、ガタを最低限に抑えるためのノウハウを培ってきました。そのノウハウの結晶が、ボールベアリングとシャフト、ハウジングを高精度で組立し適切な予圧をかけた状態でお届けするカートリッジベアリング。ボールベアリングの内部特性を知り尽くした当社の設計、組立、接着技術による高精度なベアリングアッセンブリーは、最終製品の寿命や音響、回転精度といったパフォーマンスの向上に貢献します。
駆動装置として使われるモーター。様々な種類があるモーターの中から適切な製品を選定するためには、それぞれの仕様や性能、特長を知ることが大切です。モーターの種類は、使用する電源によってACモーターとDCモーターに大きく分けられ、更にACモーターは誘導モーターと同期モーター、DCモーターはブラシ付モーター、ブラシレスモーター、ステッピングモーターなどに分類されます。以下のページで、それぞれのモーターの特長や、使用用途による選定の方法、選定の際の重要な要素となる各性能などについて詳しく紹介、解説します。
1951年の創業以来、当社は小型化・高効率・高品質なモノづくりに貢献するベアリングをご提供し続けてきました。特にミニチュア・小径ボールベアリングにおいては、世界最小サイズ(※ミネベアミツミ調べ)や世界最長回転を実現したハンドスピナー向けボールベアリングなど、「違い」のある製品開発に挑戦し、当社の開発力・生産力の証となっています。こうした実績に裏付けされた高精度なボールベアリングは、8,500種類以上の豊富なラインナップがあり、またオーダーメイド品のご提案も可能です。ボールベアリングのエキスパートだからこその技術力で、性能を最大限に引き出し、回転精度や寿命、振動といった課題を解決します。ぜひお気軽にご相談ください。
風向・風速の両方を計測する小型微風センサーが新たにラインアップに登場しました。人間では感じづらい、秒速0~3メートルの風の動きを正確に計測します。熱フローMEMSチップを採用することで、1円玉と同じ直径20mmという小型化を実現しました。可動部がないため機械的故障が発生しにくい信頼性の高いセンサーです。微風センサーは、工場の気流モニタリングや空調機の空気の流れる方向、クリーンルームでの不純物付着を防ぐための風の検知など、風向・風速をセンシングする幅広い用途でお使いいただけます。ご検討のためのArduino用評価キット、無線接続のデモキットをご用意いたしました。詳細は以下の特設ページをご覧ください。
キャビティ内全体に樹脂が行き渡る前に冷却・固化されてしまうショートショット。射出成形の大きな課題であるこの現象を簡単に判別できるようにするのが、ミネベアミツミの金型センシング統合システムです。成形品の品質に直結する「型内圧力波形」および「型内キャビティ温度波形」を測定、管理、記録し、不良品を簡単かつ低コストで判別することが可能です。検査コスト削減の導入事例や資料のダウンロードなどについて、以下のページで詳しくご案内します。
家庭用の血圧計からCPAPなどの呼吸補助器、X線や超音波などの画像診断装置、人工透析装置、そして近年急速に普及が進む手術支援ロボットまで、医療分野においてもミネベアミツミの製品は多数お使いいただいています。医療分野では、高精度と正確性が特に求められます。精密技術によって実現した高い信頼性や、お客様の課題を解決するためのカスタマイズ、そして供給力。医療技術の進化を支える豊富な実績の一部をご紹介します。
洗濯機や炊飯器、ゲーム機などの家電から、PC、自動車、ウェアラブルデバイスなどあらゆる機器の短期的なデータ保持に利用される半導体メモリ。半導体素子を使い電気的にデータを記憶するため、アクセス速度や耐久性に優れているだけでなく、近年は3D NAND型フラッシュメモリやReRAM(抵抗変化メモリ)、チップレットなど、大容量化に向けた技術革新も進んでいます。そうした新技術を支える半導体製造装置には、ベアリングやモーター、センサーなどミネベアミツミ製品を多数お使いいただいています。以下のページでは、半導体メモリの特長と、半導体製造装置に使われる当社製品をそれぞれ紹介します。
光や熱、音といった物理現象はアナログ信号です。私たちはこれらの物理現象をセンサーなどを用いて電気信号やデジタル信号に変換することで暮らしに役立てています。しかし、センサーで変換した電気信号は微弱なため、コンピューターで扱う際には増幅が必要です。そこで、オペアンプが信号を増幅し、扱いやすくします。これがオペアンプの増幅機能です。また、オペアンプは処理したい電気信号以外の不要な電気信号、いわゆるノイズを除去するフィルター機能も有しているほか、さまざまな四則演算(加算・減算・微分・積分)回路を作ることもできます。以下のページで、そうしたオペアンプの分類や用途、選定の際のポイントなどを詳しく紹介します。
ICは集積回路とも呼ばれる、電子機器の制御や処理、記憶に欠かせない半導体製品のひとつ。1965年に公表された、ゴードン・ムーア氏の“半導体の集積率は18か月で2倍になる”という予測は「ムーアの法則」としても知られていますが、半導体の微細化のみならず、近年では立体化やエネルギー効率の目覚ましい向上により、現在もICの高集積化は進んでいます。ICはシリコンの塊であるインゴットから作られるごく小さな電子部品ですが、私たちの暮らしやビジネスを豊かにしている多くの電子機器や機械設備で活用されています。以下のページでは、ICの製造工程から分類、近年特に注目される使用例をご紹介します。
機器の冷却や換気、搬送で使われるファンモーター。屋外や工場などの環境で稼働する機器は、水や塵、塩水、硫化ガス、油といった異物に晒されることがありますが、そのような過酷な環境下でもお使い頂けるのが「耐環境ファンモーター」です。その秘密はモーターのコイル部と基板部の加工方法にあります。ミネベアミツミでは、回路基板に絶縁コーティングまたはシリコンコーティングを施した簡易防滴・簡易防塵タイプのレベル1からステータと回路基板をエポキシ樹脂でモールド成形し油にも耐えるレベル4まで、4段階(IP22相当、IP55、IP68、IP68/69K)の耐環境レベルのラインアップをご用意しています。機器に求められるIP規格の目安や耐環境ファンモーターの構造、耐環境レベル毎の対応型式などを詳しく紹介します。
歯車やモーター、アクチュエーター、センサーなど、いくつかの部品は馴染み深いものかもしれません。しかし、これらのサイズが数十マイクロメートルのものだとしたらどうでしょうか。身の回りのさまざまな製品に使われており、今や私達の生活には欠かせないものとなっているのが、それら極小サイズのMEMSです。MEMSは日本語では「微小電気機械システム」と訳され、アクチュエーターやセンサーなどの機械要素と電子回路を併せ持った立体構造のデバイスです。現代の産業をあらゆる場面で支えるMEMSの種類や活用事例、そして将来どのような活用が期待されるのか、詳しくご紹介します。
精密に動かす。連続で回転する。風を送る。いろいろな“動かす”には、用途に適したさまざまな種類のモーターが使われます。たとえば、ワークを搬送するためには正確な位置決めができるステッピングモーター、基板を冷却するためには羽根が回転するファンモーター、細かな速度制御を行わない場合は駆動回路が不要なブラシ付きDCモーターなどなど…。また、レゾルバやエンコーダーで回転位置を検出したり、ギアで回転速度を減速しトルクを増大させるなどモーターに機能を追加することも。目的はただ一つ、“動かす”こと。しかし、その実現にはモーターを使ったいくつもの方法があります。ミネベアミツミは、そのためのさまざまな種類のモーターの幅広いラインアップを保有しています。それらモーター全般の基礎知識をご紹介します。
ひずみを数値に変換すること。航空機や鉄道、製鉄や土木・建築業界、臨床医学やリハビリテーション、更には家庭で使われる体重計やはかりにまで幅広く応用されている技術です。この測定に大きな役割を果たしているのが、「ひずみゲージ」という部品。物体を押したり引っ張ったりすると応力が発生し物体は変形しますが、この時に伸びた量や縮んだ量のことを変化量といいます。物体のもとの長さに対する変化量の割合=ひずみを測定するのがひずみゲージです。ひずみゲージはとても小さく、測定の際にはひずみゲージそのものの質量を無視できるのも特長のひとつです。主に金属やプラスチックなど、測定する対象に直接貼り付けてお使いいただくことができます。構造や仕組み、使い方などを詳細にご説明します。
近年、AI・コンピュータや自動車、家電等のニュースで目にする機会の多い半導体。一口に半導体といっても、その役割はさまざまです。そもそも半導体とは、ある条件では電気を通し、また別の条件では電気を通さないようにした導体と絶縁体の中間の性質を持った物質のこと。その機能には大きく分けて、(1)電気の流れの制御、(2)電気信号の増幅、(3)光や熱エネルギーと電気を相互に変換すること、の3つがあります。例えばトランジスタ、LED、各種センサー、CPUやGPUなどが、家電製品から産業機器、社会を支えるインフラまで、私たちの周りにある多くのモノに応用されており、それらにはそれぞれの用途に特化した半導体が使われています。半導体の材料や種類、具体的な事例などを詳しくご紹介します。