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用語集

黄銅(おうどう)

黄銅は、銅と亜鉛を主成分とする合金のことです。慣用名では、真鍮とよく呼ばれます。
ほかの合金と比べて黄銅はある程度高い導電率を有し、純銅に比べて強度があり、加工が容易です。価格も比較的安いため、さまざまな用途に使用されています。主な使用例として挙げられるのは、カメラ部品や配線金具、スイッチ端子、時計用文字盤、楽器などです。
ただし、黄銅は亜鉛の含有量によって特性が大きく変わります。亜鉛含有量が高いほど硬度や耐食性が向上しますがもろさも増し、含有量が高くなりすぎると加工性が低下する傾向にあるため、注意が必要です。

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