クロストーク(くろすとーく)
クロストークとは、多重信号伝送・多重伝送路において発生する、異なる信号線からのノイズの混入のことで、漏話や混線、混信とも呼ばれます。
複数の信号線が並行して並んでいる場合、1つの信号線に電気信号が流れると隣り合った信号線にも影響が及び、本来とは異なる信号が混入することがあります。原因は、線路間の結合や特性インピーダンスの乱れによる反射などによるものです。
クロストークは、信号線同士の距離を適切に保ったり、シールドを使用したりすることで防げます。また、信号線同士の周波数帯域を分離することも、クロストークの減少につながるでしょう。