DC–DCコンバータ(DC–DCこんばーた)
DC-DCコンバータとは、直流電圧を変換するための装置です。DC-DCコンバータを使用すると、入力電圧を昇圧したり、降圧したり、反転したりして別の電圧レベルに変換して出力することができます。
電圧変換の方法としてはリニアレギュレータやスイッチングレギュレータなどがあります。例えば、コンピュータの基板に使用されているICなどの電子部品は、それぞれ動作可能な電圧範囲が異なり、不安定な電圧は誤作動の原因にもなりかねません。そのため、DC-DCコンバータを用いての電圧制御が必要となります。
ほかにも、DC-DCコンバータの使用目的は、バッテリ使用機器の電力効率の向上(スイッチングレギュレータ)や安定した出力電圧の提供、電源管理などがあります。