ドレイン電流(どれいんでんりゅう)
ドレイン電流とは、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)などの半導体素子のドレイン端子から流れる電流です。例えば、MOSFETの場合、ドレイン端子はソース端子とともにチャネルを挟んで位置しており、ゲートに電圧を印加すると、ドレイン端子からソース端子にドレイン電流が流れます。
ドレイン電流は、素子の動作や特性に重要な影響を与えるため、半導体素子の設計や動作解析において重要なパラメータのひとつともいえるでしょう。具体的には、MOSFETのオン抵抗の評価や素子の消費電力の評価、MOSFETの動作特性の評価などに利用することができます。
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