ネットワークアナライザ(ねっとわーくあならいざ)
ネットワークアナライザとは、電子回路網の解析に用いられる装置です。筐体内部に信号源と受信機を搭載しており、高周波やマイクロ波の信号を入力すると、入力信号の減衰やインピーダンスなどを測定することができます。
ネットワークアナライザは、スカラネットワークアナライザとベクトルネットワークアナライザの2つに大きく分けられます。近年は、振幅の測定に加えて位相の測定も可能なベクトルタイプが主流です。
入力信号の減衰やインピーダンスを測定することで、電子部品の動作、特性などが評価・確認できるため、さまざまな電子デバイスを測定するのに欠かせない装置として利用されています。