回生 / 回生抵抗(かいせい / かいせいていこう)
回生(かいせい)とは、モーターが外力によって回されたり、減速したりする際に、モーターが「発電機」として働き、電気が逆流する現象のことです。 本来、モーターは電気を消費して回りますが、急減速時や、エレベーターの下降時のように負荷側から回される状態(オーバーホール負荷)では、逆にモーターが回されることで電気エネルギーを生み出します。これを「回生電力」と呼びます。
回生抵抗とは、モーターが発生させた回生電力が過大な場合に、その余剰エネルギーを「熱」として消費させ、電圧の上昇を防ぐための抵抗器です。回生電力が大きすぎると、モータードライバ内部のコンデンサだけでは電気を吸収しきれず、電圧が異常上昇して「過電圧異常」や故障の原因になります。これを防ぐために、外部に回生抵抗を接続し、電気を熱に変えて逃がします。