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プレシジョン・メカニカル・コンポーネント

プレシジョン・メカニカル・アッセンブリーの課題解決事例 ─ カートリッジベアリング編 ─

ベアリングのプロだからこそ

モーターをより静かに・より長持ちさせる
徹底的な予圧管理と組立・接着ノウハウ

プレシジョン・メカニカル・アッセンブリーの課題解決事例

カートリッジベアリング編

カートリッジベアリング編

徹底的な予圧管理組立・接着ノウハウ
モーターの静音性・長寿命化に貢献します。

プレシジョン・メカニカル・アッセンブリー カートリッジベアリング

製品

プレシジョン・メカニカル・アッセンブリー
カートリッジベアリング

特長

自社製の超精密ボールベアリングと、軸・ハウジングを高精度で組立し、適切な予圧をかけた状態でお納めする、カートリッジベアリング。

ベアリング内部の隙間を使いこなす適切な予圧管理や、軸振れ・ガタを最低限に抑える組立・接着技術、これらの管理・精度を外径4~5mmといった非常に小さなベアリングを使用するアッシー品でも高い精度で実現する、超精密加工・組立・接着技術と、これまでミネベアミツミが培ったベアリングのノウハウの結晶とも言える製品です。

  • なにがすごい?カートリッジベアリング

    徹底した予圧管理で、振れやガタを大きく改善

    予圧なし
    予圧あり

    プレシジョン・メカニカル・アッセンブリーでは、「予圧(よあつ)」と呼ばれるボールベアリングにもともと備わった内部隙間を使いこなす組立技術が強みです。

    予圧とは、剛性を高めたり振れや衝撃を抑える目的で、内部の隙間を「0」にするためにあらかじめ軸受に加えるアキシアル方向の荷重のことですが、予圧量が大きすぎると剛性は高まるものの、騒音や寿命の悪化につながり、かえって小さすぎると剛性が不十分になったり、振れやガタが大きくなるため、「適切な」予圧管理は非常に難易度が高く、経験やノウハウが必要となります。

    70年以上に渡るミネベアミツミのベアリングの製造・取り扱いノウハウによって、ベアリング一つひとつの個性に合わせた適切な予圧管理を行うカートリッジベアリングでは、動画のように軸振れやガタが大きく改善し、結果として、モーターや最終製品の寿命・音響・回転精度といったパフォーマンスの向上に貢献します。

    当社カートリッジベアリングでは、0.5N単位で予圧をご指定いただくことが可能です。

  • なにがすごい?カートリッジベアリング

    世界No.1*の高精度組立・接着技術で高品質な製品を安定供給

    カートリッジベアリング写真

    ベアリングの内部特性を知り尽くした設計・組立・接着技術により高精度な軸アライメントの保証が可能です。

    外径が数mmともなる非常に小さなベアリングや部品などは、その管理にも手間がかかるだけでなく、精緻な組立・接着には熟練の技が必要で、技術者の育成にも時間がかかります。

    ミネベアミツミは、小径22mm以下のミニチュア・小径ボールベアリングで世界シェア6割とトップシェア*を誇り、外径1.5mmの世界最小*ボールベアリングや、外径3.3mmの世界最小径*のステッピングモーターをラインアップするなど、サブミクロン単位の微細加工・組立・接着を、高品質に対応し安定供給することが可能です。

    予圧管理を含めたその技術力は、高精度が求められるハードディスクドライブ向けのベアリングアッセンブリー品で信頼を集め、現在では世界シェア8割を獲得しています。
     
    *当社調べ

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