回転機器

お客様からよくいただくご質問とその回答をまとめています。
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  • 検索例:巻線 定格トルク

ステッピングモーター

機能・技術について

ステッピングモーターのメリットとデメリットを教えてください。
メリットはオープンループ制御でシンプルな構成で高精度な位置制御ができる点で、デメリットは高速回転時に脱調のリスクがある点です。
位置検出センサーが不要なため低コストかつシンプルな構成で導入でき、停止時の保持力や低速域での高いトルクに優れています。
一方で高速回転になるとトルクが急激に低下しやすく、過負荷による脱調(同期ズレ)が発生するほか、発熱や振動が起きやすい点には注意が必要です。
脱調とは何ですか?またなぜ起こるか教えてください。
動作指令(パルス信号)に対してモーターの回転が追いつかなくなり、指令通りに動かなくなる現象です。
急激な加速や減速、モーターの能力を超える過負荷、外部からの物理的な衝突などが主な原因で発生します。こちらで詳しく解説しています。
2相ステッピングモーターと5相ステッピングモーターの違いは何ですか?
内部構造(相数)の違いで、2相は汎用的、5相はより高精度で振動が少ないという特徴があります。
2相はステップ角、1.8度が主流です。5相はステップ角が0.72度と細かく滑らかに回転できます。ミネベアミツミでは汎用的に使用しやすい2相ステッピングモーターに加え、3°ステップのハイブリッドステッピングモーターもラインアップしています。
ステッピングモーターを動かすには何が必要ですか?
指令を出す「コントローラ」、電流を変換する「ドライバ」、電力を供給する「電源」の3つが必要です。
コントローラ(PLCやマイコンなど)からパルス信号を出し、ドライバがそれを受け取ってモーターを回すための大きな電流に変換して駆動させます。
ステッピングモーターの寿命はどれくらいですか?
ブラシなどの消耗部品がないため非常に長寿命で、主な寿命要因は「ベアリング(軸受)の劣化」です。
一般的な期待寿命は軸受グリースの耐用年数に依存し、約2万〜3万時間程度とされています。ただし、軸への過度な荷重や高温環境下での使用は寿命を縮めます。

ハイブリッドステッピングモーター

機能・技術について

PM型(永久磁石型)ステッピングモーターとハイブリッド型の違いを教えてください。

ハイブリッド型はPM型よりもステップ角が細かく、高分解能で大きなトルクを出せるのが特徴です。

PM型は構造がシンプルで低コストですが、ハイブリッド型はローターにギア状の磁性体と永久磁石を組み合わせているため、より精密な位置決めと高出力が求められる産業機器などに適しています。

ハイブリッドステッピングモーターの寿命はどのくらいですか?定期的なメンテナンスは必要ですか?

モーター内部の「ベアリング(軸受)」の寿命がモーター自体の寿命となり、摩耗するブラシ等がないため基本的には長期間メンテナンスフリーでご使用いただけます。

一般的な環境下では数万時間の長寿命を誇りますが、周囲の温度が高すぎる場合や、シャフトに対して規定以上のラジアル荷重(横方向の力)やスラスト荷重(縦方向の力)がかかるとベアリングの劣化が早まります。仕様書の許容範囲内で設計いただくことが、寿命を最大化するポイントです。

サーボモーターとの違いは何ですか?またどちらを選べばよいですか?

ゲイン調整などの複雑な設定が不要で、低速域での高いトルクと停止時の強力な保持力がステッピングモーターの最大の強みです。

高速回転や負荷の急激な変動への追従性を重視する場合はサーボモーターが適していますが、停止位置をピタッと保持したい場合や、コストを抑えてシンプルなオープンループ制御を行いたい場合はハイブリッドステッピングモーターが推奨されます。

購入・納品・アフターサポートについて

調子が悪い装置を開けたところ、ミネベアミツミ製のモーターが出てきました。修理や代替品、後継機種の調達について相談したいのですがどうしたらよいですか?

お手数をおかけいたしますが、各種装置/機器メーカー様へ直接ご相談ください。

弊社ではモーターを中心に、各種装置/機器メーカー様の要望に応じて各種カスタマイズを施した製品を多くお納めしております。
これらカスタマイズ製品は、装置/機器メーカー様と弊社との秘密保持契約の元製造された製品であり、その仕様を第三者への公開することや、後継機種をご紹介することは出来かねます。予めご了承頂けますようお願い致します。
お手数をおかけいたしますが、弊社製品が納められておりました各種装置/機器メーカー様へ、直接ご相談いただきますようお願い致します。

ハイブリッドステッピングモーターの生産工場を教えてください。

タイのロップリで生産しています。

サンプル用に1台から購入できますか?

試作・評価用に1個から注文いただける「カタログ標準品」をご用意しています。

最低発注数量(MOQ) 1台から2週間以内でお届けできる「カタログ標準在庫品」を40製品ラインアップしています。もちろん小ロットからでも親身にサポート、アフターフォローいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

複合製品、カスタム、ソリューションについて

特定の回転速度帯でモーターの振動や騒音が激しくなります。原因は何ですか?

ステッピングモーター特有の「共振現象」が発生している可能性が高いため、その速度域を避けるか、駆動方式の変更が必要です。

モーターの固有振動数と入力パルスの周波数が一致すると共振が起きます。対策として、プログラム上で共振帯の速度帯を一気に通過させるか、パルスを細かく分割して滑らかに回す「マイクロステップ駆動」機能を持つドライバへの変更をご検討ください。

PM ステッピングモーター

機能・技術について

PM型ステッピングモーターでより強いトルクを出す方法はありますか?

遊星ギアなどを搭載した「ギアボックス付」や、強力なネオジム磁石を採用したタイプをご検討ください。

ギアボックス付であれば減速比に応じて大きなトルクを出力できます。また、ネオジムボンド磁石と珪素鋼板ステータを組み合わせた高速タイプは、小型でありながら高いトルクと応答性を実現できます。

なぜPM型ステッピングモーターは薄型化できるのですか?

構造がシンプルであり、軸方向(長さ)を短くできるためです。

ハイブリッド型は磁石を2枚の歯車状鉄心で挟む複雑な立体構造ですが、PM型は円筒状磁石と板金フレームで構成できます。そのため薄型化が容易であり、15mm以下の薄型のラインアップもご用意しております。さらに外径10mm以下の小型モーターであれば、長さ5mm以下の製品もございます。

PM型ステッピングモーターを使用する場合、ユニポーラとバイポーラのどちらが適していますか?

トルク効率が良く、より小型で必要な力を出せる「バイポーラ駆動」が適しています。

ユニポーラは回路がシンプルですが、コイルを半分ずつしか使わないため効率が落ちます。一方、バイポーラはコイル全体に電流を流せるため、限られたバッテリー電圧や小さなモーターサイズでも大きなトルクを得ることができます。

購入・納品・アフターサポートについて

調子が悪い装置を開けたところ、ミネベアミツミ製のモーターが出てきました。修理や代替品、後継機種の調達について相談したいのですがどうしたらよいですか?

お手数をおかけいたしますが、各種装置/機器メーカー様へ直接ご相談ください。

弊社ではモーターを中心に、各種装置/機器メーカー様の要望に応じて各種カスタマイズを施した製品を多くお納めしております。
これらカスタマイズ製品は、装置/機器メーカー様と弊社との秘密保持契約の元製造された製品であり、その仕様を第三者への公開することや、後継機種をご紹介することは出来かねます。予めご了承頂けますようお願い致します。
お手数をおかけいたしますが、弊社製品が納められておりました各種装置/機器メーカー様へ、直接ご相談いただきますようお願い致します。

PM型ステッピングモーターの生産工場を教えてください。

タイのロップリ工場、カンボジアのプノンペン工場、台湾の高雄工場、フィリピンのセブ工場、韓国工場で生産しています。(2026年6月時点)

多拠点での生産により、BCP(事業継続計画)対策に優れた生産体制を実現しています。

複合製品、カスタム、ソリューションについて

PM型ステッピングモーターを限界まで高速回転させたいのですが、急激にトルクが落ちて回らなくなります。原因を教えてください。

回転に伴い発生する逆起電力とコイルのインダクタンスの影響により、高速になるほど電流が流れにくくなる物理的な限界が原因です。

モーターは回転数が上がると発電機のように逆向きの電圧を生み出します。これを打ち消して電流を流し込むためにはドライバの電源電圧を高くする必要があります。

ハイブリッドステッピングモーター用ドライバ・ドライバ内蔵モーター

機能・技術について

cX-stepperの名前の由来を教えてください。

cX-stepperは、「多彩なモーション制御を実現する」という独自の制御技術の英語頭文字に由来します。

具体的には、”Complete motion control with 'X-tec' stepper drive technology”の頭文字から命名されています。

アブソリュートエンコーダ付きモーター以外にもcX-stepper(ドライバ)に対応しているモーターがありますか?

ブレーキ付きや減速機付きモーターなど、順次対応を予定しております。

詳細な時期や仕様につきましては、お問い合わせください。

購入・納品・アフターサポートについて

使い方に困った時はどのようなサポートを受けることができますか?

cX-Webサイトに取扱説明書を掲載しているほか、使い方や立ち上げフォローのご相談も承っています。

詳しくは当社Webサイトの取扱説明書をご確認いただくか、ご相談窓口までご連絡ください。

cX-stepperは1台からでも購入は可能ですか?

はい、Sシリーズ、Dシリーズ共に1台からご購入いただけます。

弊社製品を取り扱っている販売店へお問い合わせください。該当販売店がない場合は、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。

モーターやドライバのオプション品は何を取り扱っていますか?

Sシリーズはモーターとドライバを接続するエンコーダケーブルとモーターケーブル、Dシリーズはモーターに接続するコネクタケーブルを取り扱っています。

各シリーズのオプション品の詳細は、こちらをご覧ください。

ブラシ付モーター

機能・技術について

プリンターなどの複合機器においてブラシ付きDCモーターは具体的にどのような部分に使用されていますか?

紙送りやインクカートリッジ、スキャナーヘッドの駆動、トレイの開閉に使用されます。

シンプルに一方向または往復動作が求められる箇所に採用されています。

ブラシレスDCモーターではなく「ブラシ付き」DCモーターを選択するメリットは何ですか?

ドライバ(駆動回路)が不要でシンプルに構成できる点です。

直流電源(DC)に接続するだけで回転し、PWM制御により電圧を変えるだけで速度も容易に制御できます。これによりコスト低減と基板の省スペース化にも貢献します。寿命の条件をクリア出来ればブラシ付DCモーターの方が安価です。

ブラシ付きDCモーターの寿命を延ばす方法はありますか?

定格範囲内で使用、休止時間を設ける、コンデンサ追加などの対策が有効です。

無理な負荷や過電流を避けて仕様書の定格を守ることを基本とし、適度な休止時間で発熱を抑えたり、コンデンサを追加して接点を荒らす火花(スパーク)を吸収させることが寿命延長につながります。

ブラシ付きDCモーターの回転方向を逆にするにはどうすれば良いですか?

電源のプラス(+)とマイナス(ー)をつなぐ(極性反転)だけで、簡単に逆回転させることができます。

複雑な電子回路がなくても簡単に回転方向を変えられるのが強みです。

家庭用のACコンセント(交流)に直接つないで動かすことはできますか?

できません。その名の通りDC(直流)で動くモーターです。

ACアダプターなどを介して交流(AC)を直流(DC)に変換してから接続する必要があります。

DCモーター[ブラシ付モーター]

購入・納品・アフターサポートについて

調子が悪い装置を開けたところ、ミネベアミツミ製のモーターが出てきました。修理や代替品、後継機種の調達について相談したいのですがどうしたらよいですか?

お手数をおかけいたしますが、各種装置/機器メーカー様へ直接ご相談ください。

弊社ではモーターを中心に、各種装置/機器メーカー様の要望に応じて各種カスタマイズを施した製品を多くお納めしております。
これらカスタマイズ製品は、装置/機器メーカー様と弊社との秘密保持契約の元製造された製品であり、その仕様を第三者への公開することや、後継機種をご紹介することは出来かねます。予めご了承頂けますようお願い致します。
お手数をおかけいたしますが、弊社製品が納められておりました各種装置/機器メーカー様へ、直接ご相談いただきますようお願い致します。

ブラシレスモーター

機能・技術について

ブラシレスDCモーターはブラシ付きDCモーターと比較して、どれぐらい寿命が長いですか?

使用条件とブラシ材質により異なりますが約10倍以上長いです。

ブラシ付きDCモーターの寿命は、ブラシと整流子の摩擦や電気スパークの摩耗により決まります。一方でブラシレスはベアリング(軸受け)内のグリース劣化や、電子回路の寿命により決まります。ブラシ付きが平均寿命200~1000時間なのに対し、ブラシレスは約数千時間以上と長寿命です。

ブラシレスDCモーターのデメリットはありますか?

ブラシ付きDCモーターと比較して導入コストが高いことと、専用のドライバ(駆動回路)が必要な点です。

モーターに直接電源をつなぐだけでは動かず、電流の切り替えを制御するICや基板が必要になるため、ブラシ付きDCモーターよりも導入コストが高くなります。

なぜブラシレスDCモーターは駆動回路(ドライバ)が必要なのですか?

ローターの回転位置に合わせて、コイルに流す電流の向きをタイミングよく切り替える必要があるからです。

ブラシ付きDCモーターのように自動で電流を切り替える接点がないため、電子回路がその役割を代行しなければモーターが回転を維持できません。

ブラシレスDCモーターの回転速度(スピード)はどのように制御しますか?

ブラシレスDCモーターの回転速度は、電気を流すタイミングを細かく切り替えながら速度を変化させコントロールしています。

具体的には電圧を上げると高速で回転し、電圧を下げると低速になります。この速度の調整にはPWM制御やVSP制御という技術が主に使われています。

ブラシレスDCモーターは具体的にどのような用途に使われていますか?

ドローンやエアコン、冷蔵庫のコンプレッサー、コードレス掃除機、電気自動車(EV)の駆動部などに広く使用されています。

ブラシレスDCモーターは、摩耗する部品(ブラシ)がないため「長寿命」「静音」「高効率」という優れた特徴を持っています。そのため、これら3つの条件が求められる製品に必要不可欠な動力源となっています。

電動真空ポンプ(開発中)

機能・技術について

ポンプを設置する向き(縦置き・横置きなど)に指定はありますか?

置方向に特段の制限はなく、縦置き、横置き、逆さ吊りなど、組み込み先のスペースに合わせて自由な向きで設置可能です。

ただし、配管の取り回しにおいてチューブが折れ曲がらない(キンクしない)ように注意し、振動が他の精密部品に影響しないよう適切な固定を行ってください。

標高の高い場所(高地)で使用する場合、ポンプの性能に影響はありますか?

はい、標高が高くなるにつれて大気圧が下がるため、到達できる真空圧(絶対圧)や実効的な流量が平地(海抜0m)よりも低下します。

真空ポンプの性能は周囲の大気圧を基準とするため、標高1,000m以上の高地環境での使用を想定される場合は、あらかじめ性能低下を見込んだ上で、安全率を高めに設定した設計を行ってください。

複合製品、カスタム、ソリューションについて

ポンプ稼働中に異音や振動が大きくなった場合、どのような原因が考えられますか?

経年劣化によるベアリングの摩耗やダイヤフラムの寿命が主な原因であるため、カートリッジ式ポンプ(ユニット)の交換を行ってください。

本製品は長寿命設計ですが、規定の耐用年数を超えて使用するとノイズや振動が増加する原因になります。

吸気側にエアフィルターを取り付ける必要はありますか?

ワーク(対象物)に粉塵やゴミが付着している可能性がある場合は、ポンプの保護と性能維持のためにエアフィルターの設置を強く推奨します。

ダイヤフラムや弁の隙間に異物が噛み込むと、真空圧の低下や流量不足といったトラブルに直結するため、吸着パッドとポンプの間に小型のインラインフィルターを設けることで故障率を大幅に下げることができます。

自社の装置に合わせて、流量や真空圧のカスタマイズは可能ですか?

基本的なカタログ仕様以外のカスタマイズについては、一定の量産ロット数を条件として個別対応が可能な場合があります。

モーターの巻線変更による回転数の調整や、使用環境に合わせた材質変更など、お客様の用途に応じた最適化の提案も検討可能ですので、詳細な要求仕様を添えてご相談ください。

レゾルバ

機能・技術について

ブラシレスレゾルバとVRレゾルバの違いは何ですか?
ブラシレスレゾルバはローター側に巻線を持ちロータリートランスで信号を伝達しますが、VRレゾルバはローターに巻線を一切持たない点が異なります。
ブラシレスレゾルバ:
一般的なサーボ用途において高い精度を発揮しますが、ローター側への励磁や出力のために内部へ回転トランスを設ける必要があり、構造の複雑化や軸方向サイズの増大につながります。
VRレゾルバ(可変リラクタンス型):
ローターが特殊形状の電磁鋼板(鉄心)のみで構成されています。すべてのコイルをステーター側に集約配置することで、大幅な薄型・軽量化と低コスト化を実現しており、スペースに制限のあるEV用駆動モーターや高回転用途における標準となっています。
選定に迷われた際はお気軽にご相談ください
レゾルバとエンコーダの違いは何ですか?
レゾルバはアナログの電磁誘導を利用するのに対し、エンコーダは光や磁気を用いてデジタル信号を出力する点が異なります。
エンコーダは高精度な位置検出に優れていますが、光学式などの場合は埃や振動、高温環境に弱い弱点があります。一方、レゾルバはトランスと同じ構造を持つため、過酷な環境下でも高い信頼性を発揮し、長期的な耐久性を要求される産業機器や車載モーターの角度検出に最適です。
VRレゾルバがEV(電気自動車)の駆動モーターに採用される理由は何ですか?
EVの駆動モーターにVRレゾルバが採用される理由は、100度を超える高温環境や激しい振動下でも故障せず、安定したトルク制御を実現できるためです。
駆動モーターは発熱が大きく、エンコーダなどの光学センサーでは熱による素子の劣化や誤動作が避けられません。鉄と銅線のみで作られ、ブラシや電子部品を持たないVRレゾルバは、高い耐熱性と耐震性を備え、さらに油や汚れに対する耐性も強いため、自動車のシビアな安全基準を満たす最適な角度センサーとして広く標準採用されています。
レゾルバの出力信号(SIN/COS)はどのように処理されますか?
レゾルバから出力されるアナログのSIN/COS変調信号は、レゾルバデジタルコンバーター(RDC)に入力されてデジタルの角度データに変換されます。
RDCは、入力された2つの信号の比率(正接など)を計算することで、励磁信号の振幅変動や温度変化によるノイズの影響を相殺し、高精度な角度情報を算出します。算出されたデジタルデータは、シリアル通信やパラレルインターフェースを通じてモーターコントローラーや上位の制御システムに送られ、リアルタイムのトルク制御や位置制御に活用されます。

複合製品、カスタム、ソリューションについて

レゾルバの変換精度に影響を与える要因は何ですか?
レゾルバの変換精度は、ローターとステーター間のエアギャップのばらつき、取り付け時の軸の偏心、および外部からの漏れ磁束などによって低下します。
特にVRレゾルバは磁気抵抗の変化を利用するため、部品の加工精度やモーターシャフトへ組み込む際の同心度が直接的に出力信号の歪みに繋がります。また、モーター本体からの強力な漏れ磁束や、ケーブルへの電磁ノイズ混入も誤差の原因となるため、磁気シールドの適切な配置やツイストペアシールドケーブルの使用といったノイズ対策が重要です。

FDBモーター

機能・技術について

FDBモーターの寿命はどのくらいですか?

参考値として周囲温度70℃/定格回転時で約4万時間が目安です。なお、実寿命はご使用の温度条件(オイルの蒸発速度)に依存します。

FDBは非接触回転のため、定格回転時には機械的な摩耗が起きません。そのため主な寿命の決定要因は起動/停止の頻度と軸受内部に保持されたオイルの蒸発による枯渇となります。
一般的に動作温度が高くなるほどオイルの蒸発速度が速まるため、ご使用の温度条件により寿命時間は変化します。

FDBモーターの選定時に確認すべき主要な技術仕様は何ですか?

回転数、回転方向、負荷(回転体)、使用環境(温度/寿命/防塵防水)などが主要な確認項目となります。

FDBの非接触回転による本来の性能を発揮・維持するためには、ご使用の想定条件(回転数、回転方向、取り付ける回転体の重量/形状、使用温度、要求寿命、防塵/防水など)に合わせた最適な選定が必要です。 まずはお気軽にご相談ください

HDD(ハードディスク)でFDBが使われる理由は何ですか?

高容量化に必要なディスクの回転ブレを抑えると同時に、高速回転時の静音性や、耐振動/衝撃性を兼ね備えているためです。

HDDの高記録密度化/大容量化に伴い、磁気ヘッドを正確に位置決めする精度が強く求められてきました。FDBは動圧によって高剛性に支持された非接触回転により、回転時の不規則な軸ブレ(NRRO:非繰り返し振れ)を数十ナノメートルレベルまで抑制でき、低振動、低騒音、優れた耐振動・耐衝撃性も併せ持つため、高密度HDDの実現に不可欠な技術となっています。

オイル漏れが発生する可能性はありますか?

通常の使用でオイル漏れが起きることはありません。

適切な使用環境下において、オイルが漏れることは基本的にありません。軸受けに備えたオイル保持構造により、製品寿命を迎えるまでオイルは内部に確実に保持されます。
一方で過度な衝撃を加えたり、指定外の回転方向で使用した場合にはオイル漏れの可能性があります。使用条件についてはご相談ください

FDBモーターの設置姿勢(向き)に制限はありますか?

設置姿勢に制限はございません。

FDBモーターは軸受け内部に抜け止めを備えており、全方向でご使用いただけます。

電磁クラッチ/ブレーキ

機能・技術について

技術的な質問はどちらにすればよいですか?

型番をお書き添えの上、お問い合わせフォームよりお問合せください。

クラッチもしくはブレーキの選定をお願いできますか?

可能です。ご希望の詳細条件について、当社の営業担当者にご連絡いただくか、お問い合わせフォームにてご請求下さい。

購入・納品・アフターサポートについて

調子が悪い装置を開けたところ、ミネベアミツミ製のモーターが出てきました。修理や代替品、後継機種の調達について相談したいのですがどうしたらよいですか?

お手数をおかけいたしますが、各種装置/機器メーカー様へ直接ご相談ください。

弊社ではモーターを中心に、各種装置/機器メーカー様の要望に応じて各種カスタマイズを施した製品を多くお納めしております。
これらカスタマイズ製品は、装置/機器メーカー様と弊社との秘密保持契約の元製造された製品であり、その仕様を第三者への公開することや、後継機種をご紹介することは出来かねます。予めご了承頂けますようお願い致します。
お手数をおかけいたしますが、弊社製品が納められておりました各種装置/機器メーカー様へ、直接ご相談いただきますようお願い致します。

単価、在庫状況、納期などはどちらへ問い合わせたら良いですか?

当社の営業担当者にお問い合わせいただくか、お問い合わせフォームにてご請求下さい。

修理は可能ですか?

型式や故障内容によりますが、基本的には修理可能です。
詳細については当社の営業担当者にご連絡いただくか、お問い合わせフォームにてご請求下さい。

部品単品での販売は可能ですか?

お求めの部品にもよりますが、基本的には販売可能です。
詳細については当社の営業担当者へご連絡いただくか、お問い合わせフォームにてご請求下さい。

サポート・お問い合わせ

各種製品に関するお問い合わせや技術的なご質問、各種資料のお取り寄せなど、各製品担当者がお答えいたします。