1. 用語集

ASIC(Application Specific Integrated Circuit)

ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)とは、特定の用途や機能にのみ特化して専用設計されたカスタム半導体(LSI)です。
汎用的なCPUやGPUと異なり、不要な回路を削ぎ落として特定処理に最適化されているため、「超高速処理」と「優れた省電力性」を実現できます。AI(人工知能)の深層学習アクセラレータや自動車の自動運転、暗号資産マイニングなどに活用されています。
一方、システム全体の機能を1チップに集約するSoC(System on Chip)との違いは「汎用性と統合範囲」にあります。SoCはCPUやメモリ、通信機能などを統合した「1チップのシステム」であり多機能ですが、ASICは特定タスクの性能向上を最重視して設計されます。(※なお、高度な製品ではASICの設計手法を用いてSoC化するケースもあります)
製品設計から立ち上げまでの初期投資(NREコスト)や準備期間が必要となる点には留意が必要ですが、十分な量産スケジュールを見込める製品に導入することで、1個あたりのチップ単価を大幅に抑えることができます。

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