CASES
ミネベアミツミの金型センシング統合システム
導入事例
検査コストの削減
金型センシング統合システムを導入したことで、
突発的なショートモールドの検知が可能になったため、
全数目視検査から抜き取り検査へと変更。
検査にかかっていた工数とコストが削減できた。
- 金型内圧測定システムの導入背景
成形機での製造において以前はセンサー類を使用しないで品質管理を行っていたのですが、
品質の管理をより強化し高品質なものを提供するためにパッケージされたシステムを導入しました。
- 導入した効果
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BEFORE
外周が欠ける
ショートモールド全数目視検査でチェック
成形時に成形品の外周の一部に欠けが生じるショートモールドが突発的に発生する事象がありました。突発的な事象であったため未然に防ぐことが出来ず、成形品完成後に全数を目視で検査し不良品の選別を行っていました。
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AFTER
内圧波形で
検知不良品を判別し自動で選別するように設定
全数目視検査を抜き取り検査に変更金型センシング統合システムを導入し、内圧センサーで金型内の圧力を計測すると、ショートモールド発生時の内圧波形に正常品とは異なる波形が現れることが確認できました。その波形でショートモールドを確実に検知し、選別することが可能になったため検査工程を見直して年間にして約850万円のコスト削減につながりました。
例 人員数(稼働12日間) 1日平均にすると 人件費(稼働12日間) 1日平均にすると 導入前 168 14 ¥545,976 ¥45,498 導入後 81 -87 -52%
6.75 ¥263,244 -¥282,732 -52%
¥21,937 年間にして
約850万
のコスト削減 -