ミネベアインテックのソリューション

HCPは2017年のPPMAショーで、顧客からの要請により、包装の課題を克服するためのX線ソリューションを探していました。同社は数あるサプライヤー候補の中から、ミネベアインテックに出会いました。

HCPの包装はスクリューキャップと金属製のフォイル蓋を含んでいるため、製品に混入する可能性のあるステンレス鋼を含むすべての金属を検出することができませんでした。その結果、同社には2つの選択肢が残されました。つまり、最終的に包装を閉じる前に（混入のリスクは依然として残るものの）金属検出を行うか、あるいは別の技術を用いるかというものでした。そのソリューションとして最終的に選ばれたのがX線検査技術でした。

HCPはサプライヤー候補3社に、どの程度検出できるのか、どれだけ早く納入できるのか、費用はいくらかかるかという3つの重要な質問をしました。

ミネベアインテックの検査製品スペシャリストであるAndrew Hallittは、ダービーにあるHCPの取締役Bob Seaborneを訪ね、用途とソリューションについて説明しました。HCPはすでにHSE（英国安全衛生庁）に、X線装置を近々導入することを通知していました。

AndrewはすぐにBob Seaborneの問い合わせに応じ、バーミンガムにあるミネベアインテックのショールームに同氏を招待し、利用可能な機器によるテストの様子を見てもらいました。Bob Seaborneは招待に応じ、目にした内容に非常に満足しました。Dylightはコンベヤループ上に設置され、製品は絶えず循環していました。Bob Seaborneは、すべての金属について1.2mmの検出感度を達成できることをすぐに確認しました。このテストでは、400を超える製品が誤検出なく検査装置を通過しました。その後、試験片が投入され、検出されました。

Bob Seaborneは次のように語ります。「当社にはX線が早急に必要でした。幸いなことに、ミネベアインテックにはちょうど当社が必要とする在庫があったので、30,000ポンド弱で発注したのです。その2週間後には検査装置を設置することができました。X線のようなものを初めて購入する場合、特に安全性に関する疑問を解消する必要があります。Andrewから丁寧な回答が得られたので、我々は安心し、何の心配もせずにすみました。」

ミネベアインテックの導入事例