チェックウエイアー

[ミネベアインテック] ワクチン製造で極めて高い信頼性を証明するチェックウエイアー

導入事例：チェックウエイアー

シノバック・バイオテック様

ワクチン製造で極めて高い信頼性を
証明するミネベアインテックの
チェックウエイアー

パンデミックとの闘いでは、的確で迅速な行動が鍵となります。ワクチン製造会社であるシノバック・バイオテック様に対して、ミネベアインテックはすべての技術仕様を即座に満たし、最短期間での納品を実現できました。

課題

開発したワクチンCoronaVacが承認された直後、シノバック・バイオテック様は大量生産を実現するという課題に直面しました。これには、充填量の完全な管理も含まれていました。

解決方法

包装ラインの最後にある動的計量ソリューションにより、ワクチン用量と添付文書が含まれていることを確認します。

導入のメリット

製品情報

導入製品：チェックウエイアー Synus

最大260個/分の高処理量
装置の清掃が簡単
正確な排出を実現する排出監視
フレキシブルな設計により、包装ラインへの組み込みが容易

ミネベアインテックのソリューション

「ミネベアインテックのチェックウエイアーは、当社の品質保証において重要な役割を果たしています。精度やスループットなど、あらゆる面で私たちの特殊な要求を満たしてくれます。」

シノバック・バイオテックのパッケージング・ワークショップ・マネージャー　Jianan Chen

バイオ製薬会社シノバックは、ワクチンの第III相臨床試験結果を受け取り、中国国家食品薬品監督管理局に発売報告書を提出すると、直ちにCoronaVacの生産ラインの計画立案を開始しました。ミネベアインテックは、製品検査エリアでの設計支援の依頼を受けました。ミネベアインテックの技術者は、高性能と環境条件を念頭に、生産開始前からお客様の製品をテストし、パラメーターを調整して最適なソリューションをご提供しました。

Synusチェックウエイアーは、添付文書やワクチン用量が不足している場合、その包装後のワクチンを排出します。排出質量の下限は、毎分260個の速度で基準値に対して0.5gと定義されています。不良品は、密封された透明な不良品コンテナに排出されます。検査で不良品と判定された製品が実際に排出されたことを確認するため、追加のセンサーが排出装置の後に設置されており、排出されなかった不良品がベルト上を通過すると、ブザーが鳴ります。

Synusチェックウエイアーはフレキシブルな設計となっているため、コンベヤベルトの高さは調整可能です。これにより、製造ラインへの組み込みが格段に簡単になります。この高い柔軟性は、生産ラインの詳細な設計がまだ確定していない場合に特に有格段ない場合や、後からラインを変更する場合に便利です。