ロードセル

[ミネベアインテック] 耐食ロードセルで信頼獲得

導入事例

ロードセル・指示計 (Dongyueグループ様)

耐食性ロードセルがお客様の信頼を得る

中国山東省のDongyueグループが先日、フッ素化ポリマー事業を立ち上げました。これには20トンを超える容量のタンク計量システムが必要でした。ミネベアインテックの計量システムは、耐食性と高精度いう要件を満たしています。

課題

Dongyueグループは製造設備を拡張する必要があります。貯蔵タンクと計量タンクは別々に計量する必要があります。製造工程に従い、精度、防食性、および防爆性については異なる要件が存在します。

解決方法

Dongyueグループの製造現場には、それぞれに3本もしくは4本の脚がある貯蔵タンクと計量タンクのセットが腐食性・爆発性環境に16セット設置されています。
質量は、約350メートル離れた制御室で読み取られます。

導入のメリット

  • 特殊なステンレススチール製のロードセルがより優れた耐腐食性を備えています。
  • 取付キットがロードセルへの干渉を最小限に抑え、正確な計量を保証します。
導入製品:
- コンパクトな圧縮ロードセルPR 6212
- 質量インジケーターX2
- 取付キットPR 6012

製品情報

ミネベアインテックのソリューション

弊社はミネベアインテックの製品に信頼を置いており、今までミネベアインテックが提供してくれたすべての計量システムを気に入っています。これらのシステムは安全で信頼性の高い製造の支援になると信じています。

Dongyue Chemicalの装置責任者
 Yue Jun

Dongyue Chemicalは、2017年から、ミネベアインテックの多様なロードセル、質量インジケーター、およびコントローラーをフッ素化ポリマー、有機ケイ素、および水素燃料プロトン交換膜の各プロジェクトに使用しており、良好な製品経験を得ています。

2022年には、計量を要する容量20 t以上のタンクを複数含む、フッ素化ポリマー製造ラインを拡張しました。従来どおり、これらの計量システムの設計がミネベアインテックに求められました。

キャビネットのプロセスインジケーターX2は、計量結果を確実に表示します。

Dongyue Chemicalの製品はフッ化物に富んでいるため、極めて高い腐食性を有しています。腐食性の環境でも、製造現場のロードセルは長寿命が求められます。ミネベアインテックは、耐孔食性の強化について認定研究所で評価された革新的な1.4418ステンレススチール製ロードセルであるPR 6212ロードセルを推奨しました。レーザーマーキングロードセルの情報は、長期使用後であっても、明確に読みとれます。

Dongyueの製造ラインには、常に撹拌を要する原料も含まれます。このような原料のタンクの下では、水平保定器を備えたPR 6012/32S取付キットを使用して、横力が存在しても正確な計量データを得ることができるようにしています。

ミネベアインテックのPR 6212ロードセルは爆発性区域2で使用することができます。ロードセルで計測したデータは、350メートル離れた安全区域に送信され、質量インジケーターX2で質量を読み取ることができます。

PR 6212ロードセルは、高い耐食性とコンパクトな設計を特徴としています。

お客様情報

Dongyueグループは、フッ素シリコンおよび水素エネルギーの有名な製造者で、新たな環境に優しい冷媒、含フッ素ポリマー材料、有機ケイ素材料、塩素アルカリイオン膜、および水素燃料プロトン交換膜を製造しています。

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