モーターの温度条件
入力1W当たりのコイル温度上昇値
出力トルク制限の最大の要因は、モーターのコイル温度です。このため、使用条件によるモーターの温度特性を把握しなければなりません。また、モーターはサイズにより表面積が異なります。当然、放熱特性も異なり、モーターの温度も変化します。
下記に主なモーター特性を記載します。選定に当たっては、特にご留意をお願いします。
スクロールできます
PM15S |
PM20S |
PM20L |
PM25S |
PM25L |
PM35S |
PM35L |
PM42S |
PM42M |
PM42L |
PM55L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
54 | 35 | 31 | 30 | 26 | 19 | 16 | 15 | 14 | 13 | 8 |
-
※入力電力(W)に上記数値を乗じますと概略のコイル温度が想定できます。
モーター表面温度コイル温度の差
スクロールできます
PM15S |
PM20S |
PM20L |
PM25S |
PM25L |
PM35S |
PM35L |
PM42S |
PM42M |
PM42L |
PM55L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.9 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.91 | 0.88 | 0.87 | 0.87 | 0.88 | 0.88 | 0.87 |
-
※モーターの表面温度を測定しその値を上記数値で除しますと概略のコイル温度が想定できます。
コイル温度の飽和時間
グラフはコイル温度が飽和する迄の時間を表します。使用条件でデューティーの低い場合等には、短時間で有ればオーバードライブが可能な場合の判断の資料となります。