マグネットの選定
マグネットは要求トルク、ロータイナーシャ要件等で3種類の材質を準備しています。
マグネットは材質により価格が異なります。極力価格を押さえつつ、必要トルクを満たすよう、基本的に当社で選定いたします。
もちろん、お客様にご指定いただいても構いません。また、コスト、製造技術上の違いより、ロータの組み立て方式に接着方式、プラスチックモールド方式の2種類があります。方式により、コストやロータイナーシャが異なります。
モーターサイズとマグネット材質の組み合わせ
MSPL | フェライトプラスチックマグネット |
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MS50 | 極異方性フェライト焼結マグネット |
MS70 | ネオジュウム鉄ボンドマグネット |
マグネット材質によるトルクの差
マグネットの材質によるトルクの差は概略的に以下となります。
MS50を100とした場合の指数換算値で表示します。
MSPL | 75 |
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MS50 | 100 |
MS70 | 115 |
各ラインアップの標準的イナーシャ
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※MS50、MS70の場合モールドタイプが標準仕様となっております。 接着タイプにつきましては、特性上の要求(大きいイナーシャーが必要)等の場合に限り適用しますが、コストアップの要因となります。