導電率とは、物質に対して電気の流れやすさの度合いを示す指標です。電気伝導率とも呼ばれ、導体に電圧をかけて電流を流したときに、その導体がどのくらい電気をよく通すかを表します。
導電率は、SI単位としては「S/m」(ジーメンス毎メートル)で表されることが一般的です。また、実用単位としては、純銅の導電率に対する比率(%)がよく使われます。
一般的な金属の中で導電率が最も高いのは銀(Ag)です。そのため、銀は電気回路や電子部品に広く利用されています。銀に次いで導電率の高い金属としては銅(Cu)が挙げられます。