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用語集

リン青銅(りんせいどう)

リン青銅とは、銅(Cu)とスズ(Sn)の合金である青銅に、リン(P)を添加した銅合金の一種です。リンを加えることで青銅内部に含まれる酸化銅が取り除かれ、強度や硬度、耐摩耗性、弾性が改良されています。また、導電性や熱伝導性が高く、非磁性で、化学的腐食に強いのもリン青銅の特長です。
リン青銅は電子部品や機械部品、日用品などに広く使われています。電子部品としてはコネクタ、スイッチ、リレー端子、リード端子、リードフレーム、コネクタなどのバネ材料、機械部品としては軸受け、ギア、ボルト、ナットなどが代表的です。日用品ではギターやベースの弦、メガネのフレーム、ドアストッパーなどに使われることがあります。

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