危険場所とは・・・
爆発性ガスと空気が混合して爆発下限界以上(爆発現象の発生する下限)の危険雰囲気を生成する恐れのある場所を示し、その危険雰囲気の存在する時間等により、0種場所、1種場所、2種場所に分類されます。
0種場所とは・・・ (本質安全防爆構造)
危険雰囲気が通常の状態において、連続して又は長時間持続して存在する場所を言う。
① 可燃性ガスの容器、又はタンクなどの内部
② 引火性液体の容器、又はタンク内の液面上部の空間部
1種場所とは・・・ (本質安全防爆構造、耐圧防爆構造)
通常の状態において、危険雰囲気を生成する恐れがある場所を言う。
①爆発性ガスが通常の使用状態でも集積する恐れのあるところ
②修繕・保守の際に、しばしば爆発性ガスが漏洩集積するところ
2種場所とは・・・ (本質安全防爆構造、耐圧防爆構造)
異常な状態おいて、危険雰囲気の生成する恐れのある場所を言う。
① 容器又は設備が事故の為に破損したり、操作を誤った場合に爆発性ガスが漏出したりする恐れがあるところ
②爆発性ガス・蒸気が集積しないように換気装置などが施してあるが、その装置の以上や事故で危険になる恐れのあるところ
③ 第1種場所の周辺又は隣接する室内で爆発性ガスが時々侵入し、危険になる恐れがあるところ
非危険場所とは・・・ (一般保護構造)
0種、1種、2種のいずれにも属さない場所。
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