2023 国際ロボット展（iREX）にミネベアミツミ製品を出展

多関節の産業ロボットは、これまで自動車の製造工程で最も使われてきました。そのためロボットは大型で、使用される6軸力覚センサーの計測範囲も100kgs前後と比較的大型のものが一般的でした。しかし、電子機器やサービス分野で活躍するロボットが増加し、可搬重量が20kgs未満のロボットの普及が進むにつれて、力覚センサーの使用用途も拡大しつつあります。MEMSを使用したミネベアミツミの小型6軸力覚センサーは小型ながらも高い定格を実現します。今回の展示では、川崎重工業様のRS007L、Afrel様のDOBOT Magicianに6軸力覚センサーを取付けたデモを実演します。センシングにより細やかな動きが制御される様をご覧ください。

ロボットやFA設計の現場から「ステッピングモーターのドライバ基板の配置に困る」とのご要望により、機電一体型モーター”STPLiCS”を開発中です。相合^※活動により当社半導体を搭載したドライバ基板とモーターを一体化し、スペース削減に貢献します。またクローズドループ制御方式は、オープンループ制御に比べて発熱量が小さく、アプリケーション全体の省エネ設計に貢献いたします。
展示会場では、ドライバなしで制御しているように見えるデモンストレーションを用意しております。是非会場ブースへお越しください。
※相合：「相い合せる」ことを意味し、自社保有技術を融合、活用して製品を進化させ、その進化した製品を更に相合して様々な分野で新たな製品を創出すること。