ミネベアミツミの薄型エンコーダ技術が設計の省スペース化に貢献
厚みわずか8mm!薄型エンコーダ
大変ご好評を頂いている、ミネベアミツミの光学式エンコーダ搭載ステッピングモーター。エンコーダ部の厚みが僅か8mm~と、業界随一の薄さを誇ります。何故この様な薄型設計が実現できたのか。その秘密を少しご紹介します。
1. 薄型の独自構造エンコーダを社内で設計
薄型化を実現するために、エンコーダ機構とエンコーダカバーは、モーターサイズに合わせた専用の設計。
一般的な市販品を組付けた場合と比べ、半分程度の薄さとなる「厚さ8mm~」が実現できました。
尚、フランジは標準タイプとの共用のため、コスト抑制も意識した設計となっております。
ミネベアミツミ製・薄型エンコーダ搭載品の構造


巻線の線処理部を新構造のパーツへ

エンコーダが外付けとなるので、厚みが増す

独自設計による薄型構造で、厚みを抑制
2. 反射型エンコーダ採用による薄型化
ミネベアミツミのエンコーダは反射型。
一般的な透過型エンコーダが上下でコードホイールを挟み込むのに対して、反射型は素子のみとなりますので、構造的にスリム化できます。

スリットを透過した光を検出
左右でコードホイールを挟み込む構造

コードホイールに反射した光を検出
コードホイールを挟み込まない構造
3. 組み合わせモーターを選んで、更なる薄型化を実現
標準品ラインナップにある以外の組み合わせも可能。さらなる薄型化を実現できます。
特注品となりますので、詳しくはお問い合わせください。
標準ラインアップの場合

*17PM-K3の場合
組み合わせモーター変更の場合

*17PM-K7の場合
全長△12mm削減
薄型化を実現したエンコーダ製品はこちら
4. よくあるご質問(FAQ)
「反射型エンコーダ」と「透過型エンコーダ」の違いを教えてください。
透過型エンコーダは上下でコードホイールを挟み込んでスリットを透過した光を検出しています。
それに対し、反射型エンコーダはコードホイールに反射した光を検出するため、素子のみの構造となる点が異なります。
そのため、反射型エンコーダの方が構造的にスリム化できるというメリットがあります。
IGシリーズとSZシリーズ以外にもエンコーダ付きステッピングモーターはありますか?
はい、あります。
磁気式エンコーダを搭載したNシリーズ、Kシリーズ、Mシリーズをはじめ、エンコーダではありませんが、ホール素子で脱調を検知するSシリーズがあります。(2026年5月時点)
なぜステッピングモーターにエンコーダを取り付ける必要があるのですか?
主な理由は、モーターの「脱調(位置ズレ)」を検出するためです。具体的には以下の3点が挙げられます。
1. 回転時の速度や方向を把握するため。
2. 回転角度や回転量をパルス信号として取得できるため。
3. 弱点である脱調を防ぎ、高い信頼性を確保できるため。
2. 回転角度や回転量をパルス信号として取得できるため。
3. 弱点である脱調を防ぎ、高い信頼性を確保できるため。
エンコーダ内部にあるコードホイールとは何ですか?
コードホイールとは、モーターの回転軸に取り付けられた、細かいスリット(目盛り)や反射パターンが刻まれた円盤状の部品のことです。
この円盤に光を当てて反射した光の明暗をセンサーで読み取ることで、モーターの正確な回転角度や速度を計算します。
用途に合ったエンコーダ付きステッピングモーターを選ぶ手順を教えてください。
こちらで詳しく解説しています。
Yes/Noで答えるだけで最適なエンコーダ付きタイプがわかるホワイトペーパーも配布中です。
「エンコーダ付き」と一言でいっても種類や用途は様々です。目的によって最適なものを選びましょう。

