![](/technology/rotary/tech_hb_encoder_header.jpg)
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厚みわずか8mm!薄型エンコーダ
大変ご好評を頂いている、ミネベアミツミの光学式エンコーダ搭載ステッピングモーター。エンコーダ部の厚みが僅か8mm~と、業界随一の薄さを誇ります。何故この様な薄型設計が実現できたのか。その秘密を少しご紹介します。
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エンコーダ薄型化の秘密
1
薄型の独自構造エンコーダを社内で設計
薄型化を実現するために、エンコーダ機構とエンコーダカバーは、モーターサイズに合わせた専用の設計。
一般的な市販品を組付けた場合と比べ、半分程度の薄さとなる「厚さ8mm~」が実現できました。
尚、フランジは標準タイプとの共用のため、コスト抑制も意識した設計となっております。
ミネベアミツミ製・薄型エンコーダ搭載品の構造
![エンコーダ構造](/technology/rotary/section1-1.jpg)
![共用フランジ](/technology/rotary/section1-2.jpg)
巻線の線処理部を新構造のパーツへ
市販品を後付けで組付けた場合
![エンコーダ厚みが市販品では14mm弱](/technology/rotary/section1-3.jpg)
当社製エンコーダ搭載品の場合
![当社製エンコーダは厚みが8mm~](/technology/rotary/section1-4.jpg)
2
反射型エンコーダ採用による薄型化
ミネベアミツミのエンコーダは反射型。
一般的な透過型エンコーダが上下でコードホイールを挟み込むのに対して、反射型は素子のみとなりますので、構造的にスリム化できます。
透過型エンコーダの場合
![](/technology/rotary/section2-1.jpg)
左右でコードホイールを挟み込む構造
反射型エンコーダの場合
![](/technology/rotary/section2-2.jpg)
コードホイールを挟み込まない構造
3
組み合わせモーターを選んで、更なる薄型化を実現
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